バブルの行方
昨日のTBSの報道特集で、いま中国で「金より高い謎の石」として玉(ぎょく)が
取り上げられていました。
一般的に中国で玉(ぎょく)とは翡翠のことで、古くから“徳”を得られ健康と長寿の
石として珍重されてきました。
北京五輪のメダルに採用されたこともあって、空前の玉ブームに沸いているそうです。
なかでもウイグル自治区のホータン産の「羊脂玉」と呼ばれる、滑らかな艶のある
最高級の白い玉は親指くらいの大きさで1500万円もする高値が付くそうです。
地元の農民が採掘権を買い、一攫千金を狙って採掘作業をしているのだとか。
一攫千金といっても、貧しい農村の実態を知れば一概に批判的にもなれません。
問題はバブルが弾け夢から覚めた時です。
玉ブームに限らず、五輪バブルはやがて終焉を迎えるはずです。
さまざまな問題に無理やり蓋をして突き進むだけでは、つまずいて転んだ時
大怪我をしてしまうのではないかと危惧しています。
かつての日本のように。
あのノンビリした中国奥地のウイグル自治区の農村の風景が、失われないことを
願うばかりです。
そして石好きの私は、投資目的の玉ブームに違和感を感じてしまいました。
ある意味仕方のないことかも知れませんが、石の良さを知っている人に大切に
向き合って欲しいと思うのです。
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